「とんでもございません」は使えません!

「とんでもございません。」と丁寧に敬語を使って、謙遜されている姿を会社やお店などで聞くことがあります。しかし実はこの「とんでもございません」は文法的には間違った使い方です。

今回はこの「とんでもない」の正しい敬語の使い方をご紹介します。

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なぜ間違えてしまうのか

まずはなぜ「とんでもございません」と間違ってしまうのかをご紹介します。

「問題ありません」を「問題ございません」と言うように言うことがあります。この「ありません」という否定形を「ございません」ということがあります。

「とんでもない」をまず「とんでもありません」と言い替えてしまっています。これも間違いですが、さらに「ありません」を「ございません」と言い替えてしまったために「とんでもございません」と間違ってしまいます。

一見正しいように聞こえますがこの使い方は間違っています。

「とんでもない」の意味と正しい敬語

続いて「とんでもない」の正しい敬語の使い方をご紹介します。

「「問題ない」は「問題」と「ない」を分けることができますので、「ない」の部分を「ありません」や「ございません」と言い替えることができます。「とんでもない」は形容詞ですので、「とんでもない」でひとつの言葉です。

「とんでも」と「ない」を分けることができません。そのため、正しい敬語としては「とんでもないことです」、「とんでもないことでございます」とするのが正しい使い方です。

現在ではこの表現も認められていますが、やはり正しい文法表現としては間違っていますので、正しく使えた方が相手に対しても敬意を表すことができると思います。

似たような言葉「勿体ない」

似たような言葉に「勿体ない」という言葉があります。「勿体ない」の敬語を「勿体ございません」と使う人はほとんどいないのではないかと思います。

「私には勿体ないことでございます」と使うと思います。この使い方と「とんでもないことでございます」は同じ使い方です。

今回のような間違いを起こさないためにひとつの区別の仕方として、「形容詞かどうか」ということで判断ができます。形容詞ということは「名詞につくことができる」ということです。「もったいないこと」、「とんでもないこと」というように名詞につくことができます。

もし「ない」の判断に迷った場合はこの基準を思い出して見て下さい。

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